診断技術や治療法の進歩により、がん医療は飛躍的な発展を遂げています。一方で、通院期間が長くなったり、治療に伴う副作用や後遺症のためのケアが必要になったり、生活面や経済的な面、人間関係を含めて不安や心配ごとに悩むがん患者さん・家族の皆さまは多くいらっしゃいます。病気を経験した方を、治る・治らないに関わらずその人として寄り添う、支えるという考え方が広がってきています。また、最近では生成系人工知能(AI)をはじめとして、大量の情報をもとに、情報提供や相談に活用できる技術が発達してきています。フォーラムでは、信頼できる情報と相談窓口についてご紹介しながら、活用できる情報ツールや、支え合いの場、そして誰もが取り残されない支援の輪の充実について話し合います。皆さまのご参加を心よりお待ちしています。
2025年2月16日(日曜日)15:00~17:30
会場とオンラインのハイブリッド開催
東京大学先端科学技術研究センターENEOSホール 定員150名
(東京都目黒区駒場4-6-1 東京大学駒場II・リサーチキャンパス3号館南棟1階)
定員500名(Zoomウェビナーを使用します)
無料
がん患者さんとご家族、支援者の方、医療・保健・福祉・介護・行政従事者、患者さんの療養支援に関わっている方をはじめ、どなたでもご参加いただけます。
主催: 一般財団法人在宅がん療養財団
後援: 一般社団法人日本がんサポーティブケア学会
協力: 東京大学先端科学技術研究センター がん・代謝プロジェクト、地域におけるがん患者の緩和ケアと療養支援情報 普及と活用プロジェクト
会場参加・オンライン参加のいずれも下記フォームからお申し込みください。オンライン参加の方には、後日Zoomウェビナーの登録案内をお送りします。
名前、所属、メールアドレスをご登録ください。二次元コードからスマートフォンでお申し込みいただけます。
申込締切: 2月11日(火・祝)
児玉 龍彦(一般財団法人在宅がん療養財団 会長、東京大学名誉教授)
1)変わるがん医療とケア 変わらない情報とコミュニケーションの大切さ
渡邊 清高(帝京大学医学部内科学講座 腫瘍内科 教授)
2)がんサバイバーシップとは何か ~“その後”を生きるための情報と相談~
髙橋 都(NPO法人日本がんサバイバーシップネットワーク代表理事、岩手医科大学客員教授、東京慈恵会医科大学客員教授)
3)納得して選択したい ~医療情報との向き合い方~
轟 浩美(認定NPO法人希望の会 理事長)
4)生成系AIを活用した対話型がん相談サービス「ランタン」の可能性
佐藤 修(一般財団法人在宅がん在宅療養財団 システムエンジニア(SE))
【質疑応答】
橋本 久美子(聖路加国際病院 相談支援センター AYAサバイバーシップセンター医療連携室 がん相談支援室)
知っているのと知らないのでは大違い!「がん相談支援センター」
村上 利枝(認定がん医療ネットワーク シニアナビゲーター)
知ってみよう! 利用してみよう! あなたの身近ながん相談相手!
~日本癌治療学会認定がん医療ネットワークナビゲーター~
全体ディスカッション
モデレーター:渡邊 清高
パネリスト:橋本 久美子、村上 利枝、髙橋 都、轟 浩美、佐藤 修
筆宝 義隆(千葉県がんセンター 研究所長)
【Zoom(オンライン会議システム)の使用】
受講に際しての情報端末(パソコン等)ならびに通信手段は各自でご準備ください。
通信環境の不具合(受講者側・講師側)で視聴できない事象が発生しても一切の責任を負いかねます。
【アンケート調査のお願い】
お申し込みの際と終了後に簡単なアンケートへのご協力をお願いします。
【お問い合わせ】
一般財団法人在宅がん療養財団お問い合わせフォームよりお問い合わせください。